世田谷区の東南の端。世田谷区の玉川地域の九品仏地区にあります。東隣は奥沢地区、西隣は等々力地区、北は目黒区、南は大田区。最寄駅は奥沢駅(目黒線)、田園調布駅<大田区>(東横線・目黒線)、自由が丘駅<目黒区>(東横線・大井町線)。東西に通る環八と南北に走る線路(東横線・目黒線)により、徒歩・自転車でのアクセス経路は限られます。
東西に通る環八と南北に走る線路があるため、どこから計画地に来るにも①環八か②東西細街路か③クランクを通る必要があります。
計画地前。解体工事前の、お屋敷があったときの写真。立派な門構えがあり、中には広いお庭と別棟のお茶室まであったとか。
計画地の前の道路は、車2台行き違える程度に広いのですが、この南北の道に至るためには、下記の3本いづれかの東西の道を通らなければ来られません。
写真① 環状八号線(環八)からの入口
環八からは下り坂になっています。環八の歩道は、街路樹があったり、日によってはゴミがあったり、自転車が行きかえるほどは広くありません。自転車レーンなどもありません。
環八から左折する自動車からすると、この先がY字路になっているので、左ウインカーを出していても後続車にここで曲がると思ってもらえず、後ろを気にしながら曲がる必要があるところです。
写真② 東西に通る細街路(環八から一本入った、環八に平行の道)
車一台が通るのがやっとの幅です。歩行者・自転車も車が通り過ぎるまで待つしかない位狭いところです。
写真③ 突き当りのクランク
車の行き違いはもちろん、歩行者・自転車も車が通り過ぎるまで人の敷地に入って待つしかない位狭いところです。最近カーブミラーが設置されましたが、見通しも悪いです。
2016/11月時点の計画地。
園舎になるところの基礎工事が済んだようです。園舎になる部分と園庭になる部分が良くわかるようになりました。園庭には土が盛り戻されるとのことなので(北側、写真でいうと右奥に築山を作る計画)、実際に遊べる園庭としての広さはやはりずいぶん狭そうに感じます。
2016年10月26日に東京都児童福祉審議会議事録の開示により、代替遊戯場として「ぽかぽか広場」が申請されていることが初めて確認されました。
保育園計画地から「ぽかぽか広場」迄は大人の足で徒歩15分(Google Mapで12分)、子供で30分以上はかかり、通路となる環八歩道は植栽等で幅2メートル未満の上自転車走行併用であり、「園庭」として園児を頻繁に安全に連れて行けるのか疑問です。(お散歩の行き先ではないです、「園庭」としての登録です。)
少ない地上の園庭、使わない前提の屋上園庭、遠い代替園庭、どのように保育していくつもりなのでしょう。